私は知らなかったのですが自然薯と山芋は滋賀の名産品だそうです。ただ、名産品といっても天然のものでなくごく限られた地域で栽培されているようです。土壌や水質または天候等が関係しているようでその他の地域ではうまく育たず、いまだに限られて地域のものが上質とされているようです。スーパー等でよく見かけるということは、天然ものではなく栽培されてものだということは少し考えればわかることですが、私は天然物を「自然薯」と呼び、栽培しているものを「山芋」と呼ぶのだと思っていました。実際にはかなり曖昧で「自然薯」「長芋」「和芋」等のヤマノイモ属の中で食べられる芋を総称して「山芋」と呼ぶそうです。山芋に限らず古来から食されているものは地域によって名前の異なることが多いのですが、最近は人工栽培される農作物や養殖される魚介類のほうが主流になってきているので、名前と想像していた味に違いがあることもよくあります。私の子供のころは天然ものを鰤、養殖物をハマチと呼んでいましたが、今は鰤も養殖ですからその違いがよく分からないです。ただ、今は技術が向上して養殖の鰤もハマチも手ごろなお値段でおいしくいただけるのでありがたいことではありますね。
11月13日|自然薯と山芋
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