学校での指導は「教える」ことが中心です。
一般的な塾でも同様に「教える」ことがメインとなっています。
これは集団指導でも個別指導においても、基本的には同じことです。
しかし、実際には先生がいくら丁寧に教えても、成績を伸ばすことはできません。
例えば、スポーツの指導に目を向けてください。
強い野球部の練習を見た時、生徒が先生に教わっている時間と、生徒自身がトレーニングしている時間、どちらが長いでしょうか。
生徒はひたすら素振りやスライディング、キャッチボールなどのトレーニングに時間を費やしているはずです。
先生はそのトレーニングの合間に的確な指導をしています。
スポーツの指導者は、「トレーニングすることを指導している」と言っても過言ではないでしょう。
指導されたトレーニングを地道に継続して初めて、上手にピッチングやバッティングができるようになるのです。
八日市数学塾では、トレーニングである『プリント演習』を基本に授業を進めていきます。
敢えて教える時間を削ってでも、生徒が自らの力で問題を解く(すなわちトレーニングをする)時間を設けています。
私たちは生徒たちにトレーニングさせることも、重要な指導の一つだと考えています。