今日ネットに「関西出身者が『東京の飲食店』でショックを受けたこと」という記事があり、圧倒的に多かった回答が東京のうどんやそばのだしは、関西の人からすると「とにかく味が濃くて」「黒い」のだそう。私は東京ではなく神奈川県でしたが、やはり初めて食べたおそばにはびっくりしました。私の場合「味が濃い」ということに関してはそれほど気にはならなかったのですが、おだしが「黒い」ことにはかなり驚きました。ただ、しばらくすると黒さにもなれましたし、全く別の食べ物だと思えばおいしいおそばでした。私は滋賀県出身でもともと関西色がそれほど強いわけでもなく、食に対するこだわりもそれほど強くはなかったので、関西のおそばと関東のおそばを比べることはなかったのですが、関西色の強い人にしたらあのおそばは受け入れられないのかもしれませんね。このおだしの違いは江戸時代に関東圏で文化が栄えるとともに独自の食文化に発展したようですが、当時の物流にも要因があったようです。現在は当時とは比べ物にならないくらい物流が発達しているので、ゆくゆくは関東、関西の違いもなくなってしまうのかもしれませんね。
1月22日|食文化
コメントを残す