アメリカの魚類野生生物局が23種について「絶滅の危機にひんする種の保存に関する法律」(種の保存法)の対象から外すことを提案したことで、この23種については事実上絶滅したようです。このうちのハシジロキツツキは「Lord God Bird(神の鳥)」の愛称で知られる世界最大級のキツツキだったようです。記事の中で気になったのは、このキツツキがアメリカでは1940年代から確認されていなかったのですが、1980年代にキューバでの目撃情報があったことから今日まで絶滅していないと考えられていたことです。また米コーネル大学鳥類学研究所の名誉所長はハシジロキツツキについては「まだ希望があると思う」とコメントしているようです。確かに今でも人里離れた山奥に生息している可能性はありますが、アメリカでは約80年目撃されていないので絶滅した可能性のほうが高いと思います。しかし、絶滅を証明することは難しいので、この名誉教授のようにあきらめずに探し続けてほしいですね。
9月30日|絶滅
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