6月8日|STEAM教育

最近私の周りでも「STEAM」という言葉をよく聞きます。「STEAM」というのは、 Science(科学)、 Technology(技術)、 Engineering(工学)、Art(芸術)、Mathematics(数学)の頭文字をとって作られた造語ですが、今後のAI化された社会でも活躍できる人材を育成するための新しい教育として世界的に注目されているようです。概念はよくわかるのですが、今の日本でこの教育を実践していくのはむずかしそうですね。文部科学省などもいろい考えているようですが、理想と現実にはまだまだ開きがあるように感じます。そもそも、よく考えたら日本の匠と呼ばれる職人さんたちはすでに「STEAM」を実践しているような気がします。例えば日本の産業を支えている町工場で働く職人さんたちは、その作業工程において科学、技術、工学、数学を駆使していますし、その完成品の美しさは芸術といっても過言ではありません。そう考えると匠の技を持つ職人さんを養成することが日本におけるSTEAM教育ということになりますが、文部科学省等は世界の最先端で活躍する人材育成を主題に考えているようです。もちろん世界での日本の立場を考えたら、最先端技術の開発は避けては通れない問題ですが、そのためには他国のような幼少期からの英才教育が必要になってくると思います。英才教育とは聞こえがいいですが、他国の状況を見ていると可能性があるな人材を幼少期にふるいにかけているわけで、日本では受け入れられないと思います。ただ、これは私個人の意見であって今の日本なら国営の英才教育機関ができるかもしれませんね。

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